2022年のスタート

アクシスについて

青山学院大学卒業後、リクルートキャリア(旧リクルートエージェント)に新卒入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年にアクシス株式会社設立、代表取締役に就任。転職エージェントとして転職・キャリア支援をおこないながら、インターネットビジネスの事業開発や大学・ハローワークでの キャリアについての講演活動、ヤフーニュースや東洋経済オンラインで情報発信中。

末永 雄大をフォローする

明けましておめでとうございます!アクシス代表の末永です。

皆様、本年も宜しくお願い申し上げます。

弊社アクシスは、東京渋谷でアクシスという20代・30代を中心とした若手ビジネスパーソン向けのキャリア支援事業を複数提供しています。

キャリアコーチングサービス「マジキャリ」転職エージェント「すべらないキャリアエージェント」などを提供しています。

このnoteでは、「すべらない転職youtubeチャンネル(延べ視聴回数360万回)」や「すべらない転職(読者45万人/月間)」では伝えられていない転職やキャリアノウハウだったり、社長としての想いや考え方について、インサイドストーリー的な感じで発信していきたいと思います。

yahooニュース東洋経済オールアバウト新R25などのメディアへの寄稿や、書籍「キャリアロジック」「成功する転職面接」を出版する等、転職やキャリアについて情報発信もしていますので宜しければ読んでみてください。

2021年にお世話になった皆様への感謝

明けましておめでとうございます!本年も宜しくお願い申し上げます。

またまた社長ブログの更新が滞ってしまっておりましたが、年も明けたという事で書いてみたいと思います。

家族の協力もあり、起業して以降毎年恒例の誕生日近いGW&年末年始の一人合宿に来てこれを書いています。

2020年初期からコロナ感染が広がり、一昨年も慌ただしく年を越した記憶ですが、昨年2021年もあっという間に終わってしまったというのが感想です。

まずはじめに、昨年2021年もアクシス株式会社ならびに末永とお付き合いをいただいたお客様、パートナーの皆様、社員のみんな、家族のみんな、本当にありがとうございました。

なかなかに激動な1年間だっただけに、これまで御礼を伝える余裕もない状態でしたが、年末年始のこのタイミングで改めて振り返る中、感謝の気持ちでいっぱいです。

2021年の振り返り(仕事編)

昨年を振り返るとあまりにたくさんの出来事が連続もしくは同時多発的に起こり、2021年はかなりしんどい1年でした。

しかし、変化というものは当事者としての過程そのものはしんどいのですが、より本来あるべき理想の形に物事が進むという点でとても良い年にもなりました。

2020年の11月以降業績悪化が起き、それに付随して大きく事業や組織の再編を行いました。

社員のみんなの頑張りの結果として、なんとか夏頃には業績回復しましたが、組織の人員配置・采配、引き継ぎやマネジメントの業務役割定義など任せ方における課題が明確になり大きく反省しました。

一方で、今期に入り、新規事業マジキャリの成長、事業の売上構成比の適正化、直近10月月次においてはギネスの売上/粗利と営業利益を達成するなど、危機を通じて組織も事業も非常に強くなったと感じています。

30名を超え、50名以上の方々が常時関わっていただくようになった事で、いわゆる組織化における歪も大きくなってきました。

こちらについては先手先手で対策を想定してきたつもりですが、そう簡単ではなく、これまで個々人に向き合う属人的なマネジメントや組織カルチャーを強みとしてきた反動として難しさもあり、まだ乗り越えきれていない状況があります。

ただ、マネジメント経験者の採用など、これまで自分自身のバイアスでご法度としてきた事を破る事で、組織としてもより再現性高く成長する事ができ、それに関わるメンバー自身も成長していく姿を目の当たりにする中で僕自身の組織や採用に関する考え方も大きく変化する事ができました。

2021年の振り返り(個人編)

結局は経営者である限りは、仕事と個人を切り離し、分けて考える事は難しいのですが、会社の成長を続けるためにも個人の成長・変化が必須だと感じ、個人として自己変革をテーマにこれまでやってこなかった事を積極的に取り組んできました。

具体的には経営者団体へ加盟し社外交流を増やした事、エグゼクティブコーチング、瞑想などです。

これら3つを一気にスタートした事で、さらに忙殺されてしんどかったところも正直ありましたが、実際に一定自分の価値観をよい良く変化させる事ができたと思いますし、良かった事ばかりでした。

これまでは、会社=自分、自分=会社であり、自己犠牲を前提に人生のすべてを捧げるものだくらいの偏った価値観でしたが、会社や仕事は自分の人生を豊かにするための1つの手段という考え方に変わりました。(まだまだ時間のほとんどを投じてしまっている現実はありますが)

社長である僕自身がこのような価値観に変化する事で、社員のみんなにとっても、もっとカジュアルに、過剰に深刻にならずに、ベンチャー企業での仕事を楽しみながらチャレンジしていってもらいたいなと強く思っています。

何よりもまずは僕自身が楽しみながらやっていきます。

2021年の振り返り総括

前述してきた事を年末年始休暇中に振り返り、考えていく中で気がついた事があります。

自分の選択の結果であるという事です。

すべては自己責任論的な意味合いもありつつ、大きな人生の意思決定などの話ではなく、どちらかというと「イマココでどう振る舞うか」も選択であるという自覚です。

その選択を都度都度問われているし、自分で選べるし選んでいるのだという事実にきちんと真摯に向き合うべきと思いました。

昨年末同時期に、某上場企業経営者2人とそれぞれ別途でお会いしてお話した際に、株式市場の論理やルールについての解釈とそれによる戦略やスタンスについてお伺いしたのですが、全く違う解釈と意見やスタンスを感じたのです。

ある意味で当たり前の話だと思うのですが、お二人とも自分創業した会社を短期間で上場させているくらいですから相当に優秀な経営者だと思うのですが、そうした人たちであっても、同じ株式市場という存在に対する着目点や解釈が180度異なる事が個人的には非常に興味深く、学びが深かったのです。

お二人とも相応の理解力の高さをお持ちで、きちんと勉強もされている前提でしょうし、どちらの意見が正解なのか、否かではないのだと。

事実や物理的な事象を収集、把握する事の限界を感じたと言いますか、事実や事象そのものにはどこまでいっても付加価値はないのだと強く感じたのです。

それをどう解釈して、自分のスタンスとして意思決定していくか、ここにのみ差分が生まれるし、付加価値やエネルギーも生まれるのです。

会社経営をやっていて一定成長を継続できていると、自分が経営者として常に未経験の新しい事、知らない事ばかりが四半期ごとに起こります。

そうすると、事実や相場情報が大好きな僕としては、ついついたくさん情報収集して「お勉強」をしてしまうのですが、これに過剰な時間や工数、期待をかけるのは的外れだなと感じました。

結局はそれらも手段の1つとして存在するのみで、それ以上もそれ以下の意味も持たないのです。

それ以上に重要な事は、自分がいかにビジョンにコミットメントするか、そこに到達させるために、それらの手段をどう都合良く解釈して活用し切るか。

これに尽きると思い至りました。

今後は、自分の解釈や選択に対して、より注意深く自覚的になり、常に一つ一つをより前向きに選択していきたいと強く思った次第です。

そう判断や解釈するという事も、解釈の対象となる相手や物理の責ではなく、自らの選択の結果なのです。

2022年について

最後に今年の抱負についてですが、長くなってしまったので、細かな事業目標や戦略は別の機会に書かせていただく事にして、最も大切にしたい点についてのみ書かせていただきます。

前述した通り、今年は、「前向きに、ご機嫌に一つ一つ丁寧に選択していきたい」と考えています。

そして、今年は10期目が終わる年です。

10年間の節目を有終の美を飾るよう、経営者としてきちんと成果を出し、何よりもお客様に対してより大きな価値をお届けしていきたいと思います。

皆様、2022年も宜しくお願い申し上げます。

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